元浪費家ダメ主婦
3年前から家計を建て直し、家計の黒字化に成功した主婦TOIです。
あったらあるだけ使い(それどころかまだ入っていないボーナスまで先走って使う)払えなければリボ払い。自転車操業通り越していた3年前の私。
「どうにかなる」が口癖。
いや、どうにかなってないから…。
家計を預かる主婦失格の生活を送ってきましたが、家計管理の大切さに目ざめ3年かけてどうにか借金100万円から資産200万円を突破した私が実際に行ってわかった家計管理の大事なポイントについてまとめてみました。
大前提 貯金をするには「収入>支出」
まずは収入>支出を続けていくために、家庭の収入と支出を確実に把握することが必要です。
本記事は、その一歩先。収入と支出を把握した次のステップについて詳しく紹介します。
浪費家脱出には予算を立てることが必要。
普通に生活していても資産が増えていかない浪費家さんが家計を黒字化するには、「収入を増やす」もしくは「支出を押さえる」ことが必要です。
「収入を増やす」についてはすぐには取り組めないことも多いので、ここでは「支出を押さえる」ことに焦点を当てます。
支出を押さえて、確実に貯金をするには「予算を立てる」ことが必須です。
給料が入る、生活する、余ったら貯金。
これではなかなか貯金は増えていきませんよね。特に意識しなくても貯まっているという人もなかにはいますが、そういう人はもともとあまりお金を使わないか、収入が多い人。
そのどちらでもない私は、対策をたてないと貯まりませんでした!
貯金には「先取り貯金」が大切だと言われますが、その通りです。
私の場合、しっかり「先取り貯金」をしていくために、入ってきた収入にたいしてお金を振り分けていく「予算立て」を極めることが貯金への第一歩でした。
予算をたてるときのポイント3つ
予算をたてるときに家計を黒字化させたいなら押さえておくべきポイントが3つあります。
貯金の捻出先を確実に押さえておく
計画的に貯金をしていくにはまず「貯金をどこから捻出するか」を決めましょう。
一馬力か共働きか、子供はいるか、ボーナスの有無など、収入源も家庭によって様々なので、ここから先はあくまで「我が家の例」として具体例をあげていきます。
自分の家庭に合う方法を考えるのが一番ですが、よかったら参考にしてみてください。
○TOI家の基本情報○ ・会社員の夫 専業主婦 小学生の子供2人の4人家族 ・収入は夫の給料 児童手当(月2万) ・ボーナスあり(年間約80万)
過去の支出をまとめたとき、我が家の場合貯まらない原因は「ボーナスをあてにしすぎていた」ことでした。
生活費の赤字補填をボーナスに頼っていたためつい使いすぎてしまっていました。
予算を立てるときに、「ボーナス」と「児童手当」は確実にためておくことを目標に設定し、月々の給料で生活のすべてを賄えるよう予算の振り分けをしました。
給料から支払っているものは以下の通りです。
※各項目の定義 固定費=毎月決まった額のもの 変動費=毎月かかるが額が変動するもの 特別費=毎月ではないが確実にかかるもの イレギュラー費=その他突発的なもの
固定費 | 変動費 | 特別費 | イレギュラー費 |
・家賃 ・駐車場代金 ・通信費 (Wi-Fi、スマホ2台) ・NHK受信料 ・学費 ・習い事の月謝 ・生命保険 ・医療保険 ・つみたてNISA ・学資保険 | ・光熱費 ・水道代 ・食費 ・日用品費 ・ガソリン代 | ・車検 ・車両税 ・車任意保険 ・被服費 ・美容院 ・母の日 ・父の日 ・誕生日 ・クリスマス | ・帰省 ・旅行 ・家電買い換え ・家具買い換え ・慶弔費 ・学用品 |
日々の給料から固定費と変動費を除いた額を特別費とイレギュラー費として確保しておいて支出に備えています。
確実に支払わなければいけない優先度の高いものから予算を割き、残ったお金を特別費やイレギュラー費で調整しています。
我が家の場合
ボーナス(年間80万)
児童手当(年間24万)
つみたてNISA(年間40万)
学資保険(年間15万)
を確実に確保できるよう予算を設定しています。
「いくらかけたいか」ではなく「いくらかけられるか」で考えると、だんだんと自分の押さえるべきポイントがわかってきます。
共働き家庭であれば、「片方の収入」で生活費を賄い、「もう片方の収入」を貯金する。
ボーナスがない家庭であれば、先取り貯金の額を決めておいて、残った金額で予算を立てる。
収入に余裕がなければ、児童手当だけでも確実に貯金しておく。
など家庭の現状によって「貯金の捻出先」と「先取り貯金を確実にするための予算設定」をポイントに考えることが必要です!
「実現可能」な予算をたてることが必要
家計管理に取り組み始めたばかりの頃、実際に私がやってしまった失敗なんですが、
予算はあくまで「実現可能」かどうかを見極める必要があります。
主婦の雑誌などでは「5人家族で食費2万円台」なんてビックリするような記事を見ます。
2万!?やっす!
毎日モヤシじゃない??
私もとにかく食費を削ろうとして安い食材ばかりを買ったり、安いスーパーを探し求めて地域をさまよったりwしたこともあります。
それでもなかなかうまくいかなくて、気がついたことは「誰かの方法がそのまま自分に取り入れられる訳ではない」ということでした。
家族構成や物価、お酒を飲むか飲まないか、お米や野菜を実家からもらえる、など人によって当然環境は違いますよね。
我が家の場合「食費を2万円台にする」では家族に皺寄せがいったり、私のストレスが大きかったので目標を「自炊を中心にして無駄な買い物(多すぎる嗜好品や食品ロス)をなくす」に変更したところ、無理なく食費のコストダウンに成功しました。
約9万(!)→約5万に削減成功。
今のところこれで十分です♪
節約を意識し始めた時はやる気に満ち溢れて燃えているので、キッツキツの予算を立てがちですが、「無理なく続く」ことが結果的に大きな節約につながります。
無駄は省きつつも、苦しくならないよう考えてみてくださいね。
自分の生活にあった締めポイントと緩めポイント
最後は、家計管理の中でも「メリハリ」をつけることが大切です。
先述の通り、貯金を増やすには「収入>支出」をコンスタントに続けていく必要があるので、「貯めるために無理してがんばる」というよりは「自然と暮らしに取り入れていける」節約を身に付けていく必要があります。
いくら効果的な節約でも「続かなければ意味がない」のです。
今より支出を押さえるためには最初はやはり多少の我慢は必要です。
しかし、日々の楽しみがないとモチベーションは保てません。
何でもかんでもとにかく押さえるのではなく、「締めポイントと緩めポイント」のメリハリを意識することで、ストレスフリーな生活を続けていけます。
使える金額のどこに重点を置くかという話なので、
ファッションが好きなら被服費にはそれなりにお金をかけたい。
料理が好きなら食材にはこだわりたい。
年に1回は旅行に行きたい。
など自分の中で優先順位をつけて、お金をかけるところとそうでないところを差別化することが節約成功のかぎではないかと思います。
自分の楽しみのためと考えれば、節約もモチベーションを高く保てますよね!
料理が苦手な私は、月一のリッチな外食を罪悪感なく楽しむために日々の自炊を頑張ってます~。
何度でもやり直しはききます
ここの予算が少しきついな、逆にあまりそうだからもう少し締めてもいいかも…など、予算を意識した家計管理をしていると、だんだんと自分の生活や収入にあった金銭感覚が育っていきます。
また、子供の成長や転職などによってライフステージが変わることもあると思います。
家計管理のやり直し何度でもできます。
自分の生活にあった方法を取り入れて見てくださいね。
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