こんにちは元教員
小学生2児の母
TOIです♪
小学生ともなると、帰宅してから習い事、宿題、遊び、ご飯、お風呂、あっという間に寝る時間…と平日は毎日大忙し。
また親御さんも子供の小学校入学を機に社会復帰をしたり、時短勤務からフルタイム勤務に切り替える方も多いですよね。
慌ただしい毎日の中、「自分のことは自分でしてほしい!」と思っているお母さんも多いはず。
元小学校教員の私が実践している、毎日を楽にする我が家の帰宅後ルーティーンを紹介します!
「自分のことは自分で」は習慣付けが肝心
「ちゃんとやってね」と言っただけでできるようになる子は実はそう多くはいません。
やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かじ
山本五十六
という有名な格言がありますが、家庭での子育てにも当てはまります。
子供に何か身に付けさせたいと思えば何でも
- して見せる
- 説明する
- 一緒にする
- 見守りながらさせてみる
- ひとりでさせてあとでチェックする(そして抜けていたら一緒にやり直す)
- できたこと、自分でしたことを大いに誉める
といったステップを踏む必要があります。
子供の気が乗らないものに取り組む時ほど、大人と一緒に丁寧にステップを踏むことが大切です。(興味があることは放っておいてもどんどん吸収するんですけどね…)
子供がするのを見守ることは時間もかかるし、忍耐も必要ですが、根気強く一つ一つのステップを確実に上げっていけば、子供の中にしっかり根付きます。
初めは面倒だな~と思っていても、習慣がつけばあれこれ言わなくても自然と体が動くようになりますよ。
一人立ちはいつ?子供はまだまだ「新人扱い」で
「宿題をしなくても、忘れ物をしても困るのは子供自身だから、自分で気をつけるべき」
といわれれば、それはそうかも知れません。
しかし、小学校の担任をしていた経験から言えることですが
子供は失敗を繰り返していると、そこから教訓を学ぶことよりも自信をなくして自己肯定感が下がったり、失敗をごまかすことばかり考えるようになったりする危険性の方が遥かに高いのです。
社会人にだって新人教育プログラムは用意されています。
小学生も「自分のことを自分でする」ということにかけては新人期間なのです。
学校でもフォローはしてくれますが、家庭で大人が「新人教育係り」となって一人立ちまでサポートしてあげてください。
小学校入学から高校卒業までほとんどの子供が12年間の学校生活を過ごします。
早いうちに「自分のことは自分でする」習慣がついていると、その後の伸びが違いますよ。
○年生になったら全部子供に任せるではなく、親の目からみて「自分のことを自分でする習慣が十分身に付いている」と感じたときが手を離す時期です。
失敗から学ぶのは、新人期間を過ぎたあとでも十分ですよね。
手が離れても、どうか目は離さないで!
時々「毎日自分でできて偉いね♪」などと
声かけしてあげるととっても喜んでくれるハズ。
どれくらいで習慣がつくの?
タイトルに「ルーティーン」と書いてあるように、我が家は帰宅後にすべきことが固定されています。
その日のコンディションによって順番が変わることはありますが、基本的には毎日同じです。
例外としては体調が良くない時や、学校で嫌なことがあった時などは
休養させたり話を聞くことを優先させます。
「自然と体が動く」状態を作り出すためには毎日同じことを同じ手順で繰り返すことが非常に重要です。
個人差はもちろんありますが、小学校入学とともに習慣をつければ、1年生が終わる頃には基本的な身支度に関してはほとんど親の手はかからないお子さんが多いのではないでしょうか。
未就学の頃からある程度自分の身の回りのことをできていたならもっと早いと思います。
しかし、親がすべてしてきた、または自分のことを自分でする習慣がないまま育ってきた場合は多少時間がかかると思います。
今までしなくてよかったものをさせようとすると拒否反応が出るのはいたって普通のことです。
長~い目で見て、小さなことから気楽にいきましょう!
お子さんの個性や段階に合わせて
まず手を洗う、とかポケットからハンカチを出す、とかからでも十分♪
我が家の帰宅ルーティーン
我が家の実際の下校後のルーティーンを紹介します♪
1 手洗い、うがい 2 ランドセルの中身を片付ける a.宿題、手紙、連絡袋は専用ボックスへ b.ハンカチ、コップ袋、マスクなど洗濯物は洗濯かごに c.歯ブラシコップ、水筒はキッチンに d.ランドセルを定位置に 3 おやつタイム 4 宿題をする 5 明日の持ち物の準備(宿題・授業・マスク・ハンカチ)
うちは毎日こんな流れで動いています。
1年生の下の子はまだ結構つきっきりです。
3年生の上の子は宿題の丸つけと最後のチェックくらいです~。
次の日の準備まで終わったらフリータイムです。
友達と遊びの約束をしてくる日もありますが、その場合は約束の時間までにできるだけ宿題をして、残ったら帰宅後、夕飯までにさせています。
漢字の宿題はじっくり取り組んでほしいので、音読や計算など比較的時間のかからないものを遊びに行く前に済ませるように言ってあります。
学童に通っていたり
平日に習い事などがあると
また少し違ってくるかも知れません。
お子さんに抵抗のない方法から試してみてください!
まとめ
自分のことを自分でする習慣をつけることは自分の生活をコントロールする力に繋がっていきます。
小さなことのようですが、大人になったときにきっと役立つ力の基礎になっていきます。
親が生活のアレコレに細かく付き添ってあげられる時間はそう長くはありません。
家庭によって生活リズムも様々だと思うので、よかったら子供の習慣になりやすいルーティーンを組んで取り入れてみてくださいね!
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