親子で確認!小学生の放課後遊びトラブルを防ぐルールを解説

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こんにちは。

小学校低学年の担任経験がある

小学生2人の母TOIです。

子供が小学校に入ると、親無しで放課後や休日に遊ぶ機会が出てきますよね。

幼稚園時代と違って、子供の交遊関係や友達の家庭のことが掴みにくくなる上、子供同士が勝手に約束してきて困った…ということも出てくるかも知れません。

不安だからついていきたいな…と思う反面、子供がいやがる、子離れできていないと思われるかも?などと心配する人もいることでしょう。

小学校低学年の担任をした経験から「放課後遊びトラブル」を防ぐためにおうちで確認しておくとよいポイントをまとめました。

低学年の放課後遊びでおこるトラブル

放課後遊びになれない低学年のうちはなにかとトラブルが起こりがちです。

私が実際に見聞きしたトラブルは以下の通りです。

・約束の場所に友達が来なかった
・暗くなっても帰って来ず探し回った
・子供が遊んでいる場所がわからず迷子になった
・約束していないのに勝手に家に来た
・アレルゲンを友達の家で食べて大変なことになった
・財布を持ち出し勝手に買い食いしていた
・持っていったおもちゃやゲームを紛失したor壊された
・自転車事故にあった

経験を積ませることも大切ですが、何かあってからでは遅いです。

事前にできる対策はとっておきたいですよね。

トラブルを防ぐ対策を4つ紹介

楽しい放課後遊びのために気を付けたいポイントは次の4つです。

必ず確認「誰と・どこで・何時まで」

まず一番大切なことは、子供のみで遊ばせるにしても保護者が必ず我が子の居場所を把握することです。

「誰と」「どこで」「何時まで」の約束なのかをしっかり確認してください。

校庭や放課後児童センターなど人がたくさんいてよくわかる場所なら安心ですが、友達に思ってもみない場所を指定されることもあります。

知らない場所ならなれるまでは送っていった方がベターです。

習い事や出かける用事があるかもしれないので、はじめのうちは前日までに約束するよう伝えておくとすれ違いが起こりづらいですよ。

待ち合わせ場所と遊ぶ場所が違って迎えに行ったらいなかったということもあるので、お子さんが遊びに行く前によく確認しておきましょう。

また安全面からみても帰宅時間を守らせることはとても大切です。

低学年のうちは楽しくて時間を忘れていた、時計が読めなかった、そもそもあまり時間の感覚が育っていないなども考えられます。

夏場は日も長いですが、冬場はあっという間に暗くなるので「暗くなったら帰る」ではなく「暗くなるまえに家につく」が理想ですよ。

私は低学年のうちは迎えにいったり、腕時計を持たせたりしていました。

キッズケータイやみまもりGPSなどの安全グッズも検討してもいいですね。

持ち物

外遊びに行くのにリュックに色々詰めていた…ということはありませんか?

持っていくものは、できるだけ確認してください。

必要でない物や家の大事な物を持ち出してしまう可能性もあります。

ゲーム機やお友だちに見せたいおもちゃなどを持っていきたがることもあるかもしれません。

しかし、基本的に「なくして困るもの」の持ち出しはNGです。

また、金銭の持ち出しにも注意が必要です。

放課後1~2時間の外遊びに財布は不要。飲み物はペットボトルや水筒などを持たせましょう。

  • 帽子
  • 水筒
  • ハンカチ、ティッシュ
  • 名前と連絡先、住所を書いた紙
  • 必要であれば時計、キッズケータイ、GPSなど

家に行っていいのは親同士で連絡が取れるときのみ

おうちで遊ぶ約束をしてくる場合もありますよね。

家庭によってルールは違いますが、低学年のうちは基本的に

「親同士が連絡がとれる相手のみおうち遊びオッケー」にしていました。

アレルギーなどの問題があったり、相手の親は全く知らなかった…ということもあるからです。

お友だちの家にお呼ばれしたときも、初回は必ず送っていって親御さんに挨拶します。

もちろん自分の子供がお友だちの家にお邪魔する場合も同様です。

子供にも伝えてあるので一応事前に「○○ちゃんはおうちに呼んでも大丈夫?」や「△△ちゃんのおうちで遊んでもいい?」と確認してきますが、連絡先を知らない相手であれば「今度連絡先を聞いてみるからそれまでは我慢してね」と言っています。

複数人で遊ぶ予定で家に上がりたいと言った場合も、親御さんと連絡とれない子がいた場合は「公園で遊んでおいで」と言っています。

自転車には乗っていってもいい?

入学したときにはすでに自転車に上手に乗れるお子さんも少なくないと思います。

しかし、低学年のうちは自転車に乗るときは保護者と一緒が望ましいです。

本当に痛ましいことですが、小学1年生の交通事故における死亡件数は6年生の7倍というデータもあります。

小さい子供の視野は大人よりもかなりせまいと言われています。

自転車に乗っているときはより視野が狭くなりがちです。

一瞬の判断ミスが命取りになるかも知れません。

「自転車の方が早い」と思うかも知れませんが、命を守ることを第一に考えたいですね。

自治体や学校によって自転車使用のルールが定められている場合も多いと思います。

是非一度ご確認ください。

困ったらすぐに学校に相談を

それでもお友だちとのトラブルや困ったことが起きたら、無理に家庭の中だけで解決しようとせずできるだけ早く学校に相談することをおすすめします。

教員が間に入ることで、第三者という立場から公平に話を聞いてくれたり相手や相手のご家族との連絡もスムーズになることもあります。

外でのケンカが学校の中でのいじめや仲間はずれに繋がることも考えられます。

小さなことでも気になることがあれば担任と情報を共有しておいて損はありません。

まとめ

一人で遊びに行ける年齢といっても、まだまだ小学生(特に低学年)は手放しで外に出せる年齢ではありません。

放課後遊びは大人がいない場であること、そして各家庭でルールが違うことでトラブルに繋がりやすい場面もありますが、「保護者と子供」で納得して決めたルールを徹底して守らせることがトラブル防止の役目を果たしてくれます。子供を守るためのルールであるなら「うちはうち、よそはよそ」でオッケーです。

また、ルールは何度も確認しないと忘れがち。その都度守ってほしいことを伝えると共に、私はあなたのことを信じている。約束を守るからこそ、安心して送り出せる。ということをお子さんに伝えましょう。

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お子さんの世界が楽しく広がっていきますように。

応援しています!

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