転妻さん、仕事どうする?専業主婦・パートそれともフルタイム?

転勤族

こんにちは、転勤妻TOIです。

全国転勤アリの夫と結婚10年目、今は愛知で家族4人で暮らしています。

さて、今日のテーマは「転妻の仕事」について。

主婦A子
主婦A子

転妻さんはどんな働き方をしているの?

TOI
TOI

私は転妻生活の中で専業主婦、パート、フルタイムと色々試して家事育児と仕事のバランスを試行錯誤してみたよ。

悩みの多い転勤族ライフ。

転勤の話が持ち上がるたびに「帯同or単身赴任」「家はいつ買うの?」「子供に転校させたくない…」と悩みがつきませんが私の仕事についても悩みの種になっています。

我が家のパパの会社は幸い(?)転勤のスパンが長く、1ヶ所に3年~最長10年ほど住む方が多いようです。

短いスパンの転勤族さんよりは仕事は見つけやすいものの、転勤族であることには代わりないので妻が働くことへのハードルは高めだと感じています。

夫と結婚してから専業主婦、パートタイマー、フルタイムと一通りの働き方をしてきた私が色々な生活を経験して感じたこと・考えたことが、どなたかの参考になればいいな~と思い記録します。

TOI
TOI

それでは、どうぞ~!

転勤妻の仕事へのハードル

いつどこに辞令が出るかわからない生活は一言でいって「人生設計がたてにくい」です。

「妻(夫)の仕事はどうするの?」「持ち家は買うべき?」「子供のことを考えて単身赴任?」等転勤があるゆえの悩みはつきません。

単身赴任を考えていない家庭では、夫に転勤辞令が出た場合妻がフルリモートが可能または在宅の自営業などでない限り、多くの場合がキャリアの中断を余儀なくされます。

新しい土地での生活が始まってからも、土地勘のない場所、知り合いのいない場所で仕事を見つけるのは簡単なことではありません。

雇う側にしても長く勤められない可能性が高い転勤族は敬遠したいのが本音だと思います。

転勤族の夫との結婚は、妻の仕事へのハードルをぐんとあげます。

専業主婦

私が愛知に来た2018年当時上の子が5才(年中)、下の子が3才(未就園)でした。

右も左もわからない土地で幼児2人をつれて仕事に出るのは難しかったので、しばらくは専業主婦をしていました。

専業主婦のメリットは「時間の余裕」だと思います。

転勤するたびにスーパーや病院、美容院など生活に関わるお店を把握したり、子供がいれば学校や習い事を見つけたり、一家の生活環境を整えるのは大仕事です。

旦那さんは仕事、自分は家庭と役割分担を分けてしまった方が新しい土地に馴染むのは早いような気がします。

また一家の健康を預かる主婦として、掃除にも料理にもたっぷり時間をかけられます。

子供が小さいうちは体調を崩しやすいもの。

急な発熱や体調不良にも慌てずに対応できます。

家事が好きで家にいることが苦にならないのであれば専業主婦の生活はとても合っているでしょう。

転勤で新しい土地に行く度に素敵なお店を発掘したり土地の名所をゆっくりめぐってみるのも楽しそうですね。

一方、専業主婦生活で私が感じたデメリットは「お金の不安」と「孤独」でした。

共働き世帯が全体の6割を超えると言われる現代社会。夫の給料のみの一馬力では生活に困る、とまではいかなくても余裕がある生活とはいえません。

転勤族は家を買うタイミングが難しいです。

帯同が続く限り、ずっと賃貸に住んで家賃を払い続ける可能性も…。

ある程度高齢になってから家を買う可能性も高いので、ローンに通りやすいようある程度まとまった住宅資金が必要です。

TOI
TOI

シンプルにカツカツ。

また、なんといっても孤独です。

知り合いのほとんどいない土地での暮らしは、まともに大人と話すのは夫のみ、という日も少なくありませんでした。

親も友達もいない土地で日中は話し相手は子供だけ…。

これが私にとってはすごくストレスがたまる生活でした。

子どもとしっかり向き合ってあげられる生活はありがたいとは思っていたものの、えもいわれぬ閉塞感を感じ、慌ただしい毎日の中でもとても孤独だったように思います。

社会に出て働くということは、お金が得られるだけではなく、知り合いのいない土地で暮らすからこそ社会との繋がりを実感できる貴重な時間だと感じました。

主婦A子
主婦A子

誰でも向き・不向きがあるよね~。

パートタイム

主婦A子
主婦A子

TOIは今もパートタイマーなんだよね?

TOI
TOI

非常勤講師として小学校で週20時間(週5、一日4時間)働いているよ!

パートタイムで働いて感じたメリットはフルタイム勤務よりも圧倒的に「家事育児とのバランスがとりやすい」ことです。

時間的な余裕もあるので、空いた時間に銀行や買い物などの用事も済ませやすいです。

またパートタイムは時間給やシフト制であることが多いので、仕事を探す時点で自分のライフスタイルにあった仕事を探しやすいです。

転勤族というと仕事を見つけにくい面もありますが、パートだと短期の仕事も比較的見つけやすいので、そういった仕事からチャレンジしてみるのもよいと思います。

また、仕事の責任が正社員の方と比べて軽い場合が多いのも事実です。

仕事よりも家事・育児といったプライベートに比重を置きたい方にはおすすめの働き方だと言えます。

TOI
TOI

我が家は夫が激務で実家も遠方。

結果ワンオペ率高めなので私が仕事量を調整する形で落ち着いています。

しかし、デメリットも当然あります。

正社員より給料は大体の場合で減る場合が多く、保育料などの負担によっては自由になるお金が思ったより少なかったということもあると思います。

福利厚生の面でも差が大きく、将来に備えて年金や保険などについてよりしっかり意識しておく必要があります。

令和4年の10月からはパートタイムでも条件を満たせば厚生年金に加入できるようになりましたね。

パートといっても扶養内での短時間~扶養を外れてのフルタイム勤務に近いものまで多様にあるため、自分のライフスタイルにあった仕事を探しましょう。

正社員

やっぱり大変なことも多い。

フルタイム勤務で得られる最大のメリットはもちろんお金です…!

フルタイム共働きであれば、子供がいてもある程度経済的に余裕のある生活が送れますよね。

ライフプランがたてにくい転勤族だからこそ、しっかりと貯金(or資産)があることが安心感につながります。

また夫の転勤に左右されず自分のキャリアをしっかりと築くことで、精神的にも自立できますし帯同せずに夫が単身赴任になったときにも自分の生活を大きく変えることなく暮らしていくことができるという強みがあります。

TOI
TOI

単身赴任手当ての額が十分ではなく、妻も働かなければ生活が成り立たないというのは実は結構ある話です…。

有資格や技術職であれば転勤族であっても需要が高く、転勤先の土地でも正社員として就職しやすい印象です。

学校に通わなくてもとれる資格も多いので、正社員での採用を目指す勤妻さんは資格をとることを視野にいれてみてもよいかもしれませんね。

主婦A子
主婦A子

看護師、介護福祉士、医療事務など医療系は強い印象。

TOI
TOI

私の周りの転妻さんはネイリストや美容師などの美容関係も多いよ。

在宅勤務

転勤妻さんの働き方として頭にいれておきたいのが「在宅勤務」です。

ウェブライターや動画編集、ハンドメイド作品のネット販売など自宅でできる仕事は意外と多く、未経験でもコツコツと頑張ると収入を得られるようになる仕事はたくさんあります。

特にパソコンひとつで時間や場所に縛られることなく生活費を稼ぐスタイルは「ノマドワーカー」などと呼ばれ、転勤あるなしに関わらず自由なライフスタイルとして憧れている人も多いですよね。

在宅勤務のメリットは、パートよりさらに時間的な自由度が高いこと、子供の行事や急病などにも対応しやすいこと、また仕事の分量を自分で裁量しやすいことなどが挙げられます。

デメリットとしては、雇われではなく自分が個人事業主となって働く仕事が多いので、必ず稼げるようになるとは限らないこと、また稼げるようになるまで比較的時間がかかることなどでしょう。

また、人に気を使いすぎることなく自分のペースで働きやすい反面、人の輪の中でわいわい働きたい人にとっては寂しさを感じるかもしれませんね。

まとめ

転勤生活の中で色々な働き方をして、私が感じたメリット・デメリットをお伝えしました。

専業主婦、パートタイム、フルタイム、在宅勤務…様々な働き方がありますが、どれをとってもメリットもデメリットも存在します。

自分の性格や、ライフスタイル、優先順位などをもとに、すべての転妻さんが充実した生活ができるよう影ながら応援しています。

TOI
TOI

転妻さんに幸あれ~!

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